ベイスターズ26年振り日本一に思う

いつもご愛顧ありがとうございます。
今日は野球の話をします。ちょっとオタク入ります。
(鍼灸とは関係ないので、興味ない方はスルーしてください)

接客でタブーな話題として「政治」「宗教」そして「野球」とよく言われますが、最近は「野球」についてはあまりタブーでなくなっている印象があります。昔は「野球=巨人=ほとんどの人が好き」であって、そうでない人にとっては不快に感じる話題だったのかも知れませんが今は事情がずいぶん変わっているように思います。まず、野球と言えば真っ先に大谷だし、多様化して色んなチームのファンがいて当たり前だし、そして、そもそも全く野球に興味のない人も少なくなく、私はかなりマニアックな部類の野球好きですが、自ら野球の話を振ることはありません。その代わり、お店の中にちょいちょい野球好き感を出しています。私は野球のことなら大抵の話題について行く自信があります。野球好きの方、是非、話題を振ってみてください。受けてたちます(笑)

昨日10月3日、ベイスターズがペナントレース3位から下剋上で26年ぶり3回目の日本一となりました。
牛久へ引越してからの封印を解いて、ハマスタへ2年ぶりに駆けつけてしまいました。
日程が丸被りだったこともあり大谷のワールドシリーズばかり注目され、日本シリーズは世間ではほぼほぼ無関心でしたが、横浜の街は大変な盛り上がりでした。試合後もチケットを持たない人もスタジアム周辺に大挙押し寄せ、帰りはあまりの人混みに恐怖を感じ、白杖を出して駅まで歩きました。
熱狂する人たちと裏腹に、嬉しいは嬉しいのですが、100%素直に喜べない複雑な気持ちの自分がいます。
1つは、「ペナントレースでの優勝を目指して長いシーズンを戦うわけで、その優勝こそ一番の価値があり、その勝者が日本シリーズに出るべき」という思いが根底にあること。(今回も7年前も3位からの勝ち上がり日本シリーズ)。
もう1つは、ずっとハマスタのシーズンシート持っていた(とても良い席でした(泣))のに、その間は達成できず、手放してたった2年後にそうなるか?、という拗ねた気持ち。。。

私は神奈川県で育ち、初めての球場が当時の大洋ホエールズの本拠地であった川崎球場で、ボロいことで有名な川崎球場ですが、子供の自分にはカクテル光線でキラキラの夢の場所でした。当時「ホエールズ子供会」に入って年間700円で外野席にいつでも入場できました。周りの友達は巨人ファンばかりの中、緑とオレンジの大洋の帽子を被った子供でした。
 その後、大洋は横浜へ移転し、横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズ→横浜DeNAベイスターズと変わりました。この間、ペナントレース優勝はたった1回です。98年のたったの1度です。ホエールズの優勝を純粋に夢見ていた少年の夢は叶うことなく、おっさんになった98年ベイスターズが優勝したたった1回です(優勝決定は甲子園、当時社会人だった自分は風邪をひいて会社を休み甲子園へ行きました)。生まれて50数年、優勝たった1回。6チームしかないのに。なんということでしょう。

 マジメに分析すると、今の自分の人格形成にこのことが多大に影響していると密かに思っています。
私は毎日、新聞の試合結果をノートにスクラップするほど熱心な大洋ファンの少年でした。そしてひたすら純粋にホエールズの優勝を願っていました。大抵の他チームのファンは「自分が応援するチームが優勝する」という経験がありますが、ホエールズファンにはそれがありません。周りの友達から弱いと馬鹿にされ、まるで自分自身が劣っているかのような感覚に陥ります。それでも健気に応援するわけですが、それでも願いは叶いません。そんな子供はいつしか「大洋が優勝しても喜ぶ人はほんの少し、だけど巨人が優勝したら喜ぶ人がいっぱいいる。だから、世の中のためには巨人が優勝した方がいいんだ」と無理やり自分を納得させ、自分を守る術を身につけます。やがて「努力すれば夢は必ず叶う」なんて嘘っぱちだ、と思うようになります。そして、期待は裏切られるもの、というのが前提になり、物事に期待しない用心深い人になっていきます。こうして世の中を斜めから見るどこか醒めた大人が完成。
結論:【子供時代に強いチームのファンだった人は健全な心の持ち主になる傾向にある】
※あまりのめり込み過ぎず、程ほどの距離を保てば大事には至りませんので、大丈夫です

 26年前、甲子園で最初にして唯一のリーグ優勝の胴上げを目の当たりにして頬を涙が伝いました。当時、横浜の街は熱狂し一躍ベイスターズは人気球団になりファンが球場に溢れました。しかし、黄金時代が到来すると思いきや、早くも3年後には暗黒期に突入し、あんなに大勢いたファンは去っていき、その後長い間、球場はガラガラ。あの98年に熱狂していた人達はどこへ行ったのか。
そして、今、球場は連日の満員。今度こそ黄金期が来ることを願います。

と、いうわけでベイスターズが26年ぶり日本一となりました(ただしリーグ3位)。
来年は是非ともリーグ優勝して日本一になって100%の気持ちで喜びたい、と横浜から離れた牛久で願っています。

長くなりました、最後までお付き合いありがとうございました