ツムラ漢方薬工場に行ってみた【茨城・阿見町】

いつもご愛顧ありがとうございます。

今日は、茨城県阿見町にある「ツムラの漢方薬工場・研究所」を見学させていただきました。場所は、牛久大仏のすぐ近く。こんな身近な場所に、こんな大きな漢方の拠点があるなんて、なんだか不思議なご縁を感じました。

ツムラの茨城工場は、医療用漢方製剤の生産拠点としては世界最大級の規模だそうで、研究所・漢方記念館・薬草見本園まで併設されています。漢方記念館等はふだんは医療関係者向けの見学施設として運営されていて、一般の見学は行われていません。今回は「灸法臨床研究会」様の企画にお邪魔し、特別に見学させていただくことができました。

医療としての漢方を実感

漢方の歴史や製造現場を間近で見ることができて、本当に貴重な体験になりました。あらためて「漢方って、ちゃんとした“医療”なんだな」と深く実感。

今では、医師の80%以上が保険適用で漢方を処方しているとのこと。実際、その効果も多くの人に認められています。それでも、明治~昭和の初期には、西洋医学に押されて“民間療法”として冷遇されていた時代もあったそうです。それが1963年の法改正で保険適用となり、2001年以降はすべての医療系大学で漢方の教育が導入され、いまや医療の現場では欠かせない存在になっています(鍼灸の国家試験にも、一応ちょこっとだけ出てきます)。

鍼灸と漢方の関係って?

ちなみに、以前韓国で鍼灸体験をしたレポで触れましたが、漢方は中国の「中医学」がベースになっていて、鍼灸もその一部。なので、漢方と鍼灸はとても相性の良い組み合わせなんですよね。
ただ、日本では鍼灸師が漢方薬を処方することはもちろんできませんし、市販の漢方薬を販売することもできません(薬剤師さんか登録販売者の資格が必要)。それでも、東洋医学的な視点からアドバイスをしたり、患者さんの体質に合わせた提案をしたりと、学んでおいて有意義な分野だとあらためて感じました。

最後に

今回、このような機会をくださった灸法臨床研究会様、お忙しいとろご対応くださったツムラ茨城工場の皆様、本当にありがとうございました。

もっと漢方のこと、勉強してみたくなった一日でした。